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でかくろの裏だよ。 連れ合いの後出し日記。。


by rakachibe
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おかえり

日本時間6月13日22時51分頃にハヤブサは大気圏に突入しました。
おかえり_f0021654_1243966.jpg

中継の動画は涙無しでは見れませんでした。
ほんと、もう、涙腺壊れちゃったんぢゃないか?っていうくらい泣きっぱなしですw
世代的には秋田書店版サイボーグ009の最終回(流れ星になって落ちて行く)を思い出さずにはいられませんw

そしてハヤブサが大気圏に入る前に撮った地球の写真。
これは本来のミッションではなかったようです。
が、「帰って来たハヤブサに地球を見せてやりたかった」と映るかどうかもわからないカメラに切り替えて最後の撮影をしたそうです。
何枚かの真っ黒の写真の中でこの一枚が。。
ハヤブサが見た地球です。
おかえり_f0021654_12423356.jpg

なんと美しいのでしょう。
少しにじんで見えるのはハヤブサの涙?

はやぶさを語る上で欠かせないのがイオンエンジン。
その担当者の堀内さんのお話にも感動。
こんなドラマもあったんだぁ!

以下
中日新聞より抜粋
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そんな堀内さんに「今度こそだめか」と思わせたのが、昨年11月のトラブルだ。イオンエンジン4基のうち3基がダウン。残り1基では力不足で帰還できない。エンジン同士を結ぶ回路を使って壊れた2基の正常な部分を組み合わせ、1基として使うことで危機を脱した。
 見事な作戦だったが堀内さんは悩んだ。「回路を積むことを決めたのは、試作機のテストを終えて実物の機体を作る段階だった」からだ。うまく働くか試す機会もなかった。失敗すると機体全体を壊してしまう危険もある。「ぶっつけ本番の回路など、エンジニアとして危なくて使えない」と初めは使用に反対した。
 だが、この機会を逃すと帰還はまた数年延びる。議論の末回路をつなぐことに。はやぶさに指令を送るとエンジンは無事にキセノンガスのイオンを噴き出した。大きな“賭け”に勝ち、地球帰還の道が開けた。
 堀内さんは打ち上げ前、4基のエンジンにひそかに自分と妻、娘、息子の家族4人の名前を付けた。「イオンエンジンは1基ずつ個性があって情が移る」という。
 最後に回路で結ばれたのは自分と妻のエンジンだった。「私は打ち上げ直後に調子が悪くなったんですが、最後に妻と力を合わせて帰ってきました」と堀内さんは笑う。「帰還を見届けて卒業式を終えた気分。はやぶさには、どうもありがとうと声をかけたい」

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コレ読んで更に涙。

帰って来たね。
本当にお疲れさま。
そして、おかえりなさい。

はやぶさ、本当にありがとう。
by rakachibe | 2010-06-14 12:52 | 雑記